こんにちは。今回は、トイプードルと一緒に生活しているなかで、トラブル・困りごととして多く挙げられる「フードを食べないけれども、吐く」といったことについて書いていきます。
トイプードルがフードを食べないとき、注意するポイントとは?
まずはじめに、トイプードルがフードを食べないことについてです。
トイプードルがフードを食べないという状態は、突然起こります。
人間のように「なんだか食欲が湧かないなぁ~」「お腹いっぱいで、少ししか食べられない」といったように、段々と少食になっていくような感じではありません。
トイプードルは、”パタリと””突然に”フードを食べなくなります。もちろん、何かしらのサインを出していることもありますが、人間とは違い”フードを食べない”ことでサインを出しているように思えます。
トイプードルがフードを食べなくなり、元気ならば2日ほどはフードを食べなくても大丈夫です。しかし、フードを食べず、吐き気があるような場合には注意が必要です。
そこで、フードを食べなくなったときに注意するポイントがあります。
- 明らかに元気がない
- 頻回に、吐く
- 排尿・排泄回数が少ない・多い
この3つが見られる場合には、早急に動物病院を受診するようにしましょう。
特に、フードを食べていないけれど、”吐く”ような場合は早めの対処が必要と考えられます。
トイプードルがフードを食べない・吐くといった症状があるとき、病院へ行った方がいいの?
上記に、記載したように、フードを食べない・吐くそして、元気がない場合には動物病院を受診しましょう。
トイプードルは、トイプードルといっても体の大きさが様々です。ティーカップ・タイニーなど小さめのコたちもトイプードルのくくりの一部です。このことについては、別記事で書こうと思います。
特に、トイプードルの中でも体重が2kg前後のコは、体が小さいため注意が必要です。なぜ、注意が必要なのか?その理由は、体が小さいゆえに、消化器官への負荷や身体的な負荷に対する耐性が、低いように感じるからです。
トイプードルがフードを食べない・吐く症状のとき動物病院の受診内容とは?
トイプードルがフードを食べない・吐く症状があるとき、動物病院ではどんなことをしてもらえるのか?受診時の具体的な様子をお伝えします。こちらは、私が受診している動物病院での受診時の流れとなります。
- 問診
- 検温
- 触診
- 画像検査
- 顕微鏡検査
- お薬の処方 など
まずはじめに、問診・検温は必ず行われます。そして、トイプードルの状態を把握するために、お腹の張りなどを診る触診をします。場合によっては、問診だけで触診せずに薬の処置となることもあります。
画像検査は、腸の状態を視覚的に確認するために、超音波やレントゲン検査を行います。また、顕微鏡検査として、吐しゃ物や便の異常はないかなど検査する場合があります。
そして、注射や点滴などのお薬を使用した処置とお薬の処方がされます。
動物病院を受診する際のポイント
- フードを食べない、吐く状態が起きた日時を把握・記録
- 排泄状況(回数や量・硬さなど)
- 吐しゃ物や便の保存 こちらは、そのものの保管があると様々な検査ができます。
もし、保管に抵抗がある場合には、その状態がわかるように、写真や動画撮影しておくと説明しやすいです。
最後に、トイプードルは、グルメ・偏食家と言われるほどにフードを食べないことが多い犬種です。しかし、”フードを食べない”という状況は、嗜好によるものからなのか、体調不良が理由であるかは、判断がつきにくいものです。
トイプードルの元気の良さや普段の様子とは違うといった場合には、動物病院を受診しましょう。