こんにちは。今日は、トイプードルの子犬の餌・フードの適切な量について紹介していきます。トイプードルの犬種に限ったことではなく、どの犬種においても子犬期は非常に重要な期間となるので、注意が必要です。
トイプードルの子犬期っていつ頃までのこと?
まずはじめにトイプードルの子犬期とは、いつ頃までのことを言われているのか?こちらは、主に生後10ヶ月~1歳半までの時期とされています。また、犬種によって異なることもあるとのことです。
現在では、法律の法改正により「生後56日以下」は、販売できないため、ペットショップやブリーダーさんから購入した際には、生後56日以後のコをお迎えすることとなります。そのため、生後約2ヶ月程度のコがお家にお迎えできることとなるので、ちょうど子犬期のトイプードルの飼育が可能です。
トイプードルの子犬の餌・フードの適切な食事回数ってあるの?
では、本題へ入ります。トイプードルの子犬期での食事の回数についてです。
子犬期は、急速に成長する大切な時期となるので、食事によるエネルギー補給が重要となります。そのため、必然的に少量・頻回食となります。
・トイプードルの子犬期の食事回数の目安
1日4回~3回の頻回食
トイプードルの子犬の食事 1日に4回食なんて、どうして?1回じゃダメなの?
トイプードルの子犬期に頻回食の理由は、いくつかあります。
・適切なカロリー・栄養素が必要
こちらは、子犬期ならではの成長速度が関係しています。成長に必要なエネルギーや栄養は、成犬期と比べと多く必要となります。
・消化器官の発達が未熟であるため
子犬期では、成長途中であるため、消化器官においても発達が未熟とされています。そのため、1回食では消化器官に負担がかかり上手く吸収できないことがります。
・大量には、消化吸収できない
上記の消化器官の未発達と同様に、大量には消化吸収はできません。そのため、少量を小分けに摂取し、消化器官に負担をかけずにスムーズに消化吸収できるようにしていくことが必要となります。
また、トイプードルの子犬期では、食事と食事の時間が長く空いてしまうと低血糖になりやすいとされています。低血糖については、人間と同様に身体へ様々なのダメージ・影響を与えてしまうため、良い状態ではありません。低血糖・高血糖など、繰り返すことにより、成犬期以降の肥満や疾病へ繋がる恐れも考えられます。
トイプードルの子犬期 餌・フードの量や回数の適正を判断するには?
トイプードルの子犬を自宅へお迎えし、頻回食を始めたけれど、餌・フードの量や回数って合っているかな?と心配になる方へそのコに合っているかの判断基準を紹介します。
トイプードルの子犬の餌・フードの量・回数が合っているかどうかは、”便の状態”で判断していきます。
・便の状態で判断とは?
主に、便の状態・硬さで判断していきましょう。そもそも、適切な便の状態とは?
それは、程よい弾力がありそうな、粘土細工をしやすそうな状態をイメージしてみましょう。コロコロしていたり、水気が多い状態はNGです。
・便がゆるい場合・・・餌・フードの量が多いため、消化不良を起こしている
・便が硬い場合・・・コロコロしている状態、フード量・水分が少ない
食事の後、排便作用によりウンチをするコがほとんどです。トイレトレーニングも兼ねて便の状態をチェックしてみましょう。
補足となりますが、水分のチェックもしてみましょう。飲み水については、適切な飲水量・回数はありませんが、あきらかに、飲み水が減っていないもしくは、飲み水がすぐになくなっているといった状態を含め、便の状態もみてみてください。
お水の摂取量によって、尿の量や便の硬さに違いが出てきますのでお水が足りているか?判断しやすいと思います。
トイプードルの子犬の餌・フードの量や回数は、少量・頻回食が基本となります。そして、便の状態によって餌・フードの量や回数の調整をしていくことが良いと思います。
子犬期は、あっという間です。コロコロと可愛いこの時期を逃さずに、ぐんぐんと成長する過程を楽しんでください。